<今月のひとコマ 7月 トウモロコシ >

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スイートコーン                           家畜の餌に使われるトウモロコシ

≪今月のひとコマ≫

こんにちは!

4月から旬の農産物をピックアップして紹介しています。

今回紹介する7月の旬の農産物は「トウモロコシ」!

 

どうしてトウモロコシって呼ぶの

日本にトウモロコシが伝わったのは、16世紀にポルトガル人が持ち込んだからだと言われています。それより前に、「モロコシ」というトウモロコシによく似た形の植物が日本に伝わっていたことから、船でやってきたという意味の唐(トウ)と「モロコシ」が合わさって「トウモロコシ」と呼ばれるようになりました。

 

「世界3大穀物」トウモロコシ!

トウモロコシは、コメ、小麦と共に世界3大穀物の一つです。近年のトウモロコシの生産量は年間約10億トンで、世界3大穀物の中で一番多くなっています。世界最大の生産地はアメリカで、世界の約35%分を生産しています。さらに、アメリカは世界の輸出量の約30%を占めています。

そして、日本は世界第2位のトウモロコシの輸入国となっています。私はそんなにトウモロコシ食べてないのに!と思うかもしれませんが、日本が2位であるのは理由があるんです。

 

輸入したトウモロコシは、どう使われているの?

日本が輸入したトウモロコシの75%は、牛や豚などの家畜が食べていています。日本が輸入しているトウモロコシの量は約1500万トンで、日本で生産されるコメの約1.8倍となっています。そして残りの25%の多くは、デンプンや油に加工されています。つまり、輸入されたトウモロコシのほとんどは、家畜の飼料になったり、加工品として使われたり、直接私たちの口に入るものは少ないのです。

 

輸入したトウモロコシを食べた牛や豚は、日本で育てても国産じゃない??

ところで、国産の牛や豚をたくさん食べていても、食料自給率は上がらないって、知っていますか?これは、カロリーベース食料自給率の計算上、輸入したトウモロコシ等で育った牛や豚を食べても、国産として算入されないからです。

日本の食料自給率を上げるためには、国産の野菜やお米を食べることも重要ですが、国産の牛や豚に国産の飼料を食べてもらうこともとても大事なことなんですね。

 

トウモロコシは穀物?野菜?

そして、私たちがゆでで食べるようなトウモロコシは、家畜が食べる飼料と区別するためにスイートコーンと呼ばれて、野菜に分類されています。そしてスイートコーンのほとんど100%は日本で生産されています。

 

愛知県のスイートコーン生産

日本のスイートコーンの約半分は北海道で生産されています。愛知県の生産は全国8位。スイートコーンは愛知県の各地で栽培されているので、旬の時期には近くの直売所に地元産のトウモロコシが置いてあるかもしれません。直売所には、その日の夜明け前に収穫したとれたてのトウモロコシが並びます!スイートコーンは収穫してから時間が経つほど糖度が減少してしまうので、買ってきたら新鮮なうちに食べましょう。

 

また、愛知のスイートコーンの出荷が始まっていますので、その様子をご紹介します。

 

6月18日、19日 JAあいち尾東 圃場審査と目ぞろえ会

Aあいち尾東 加納さくら甘さ広がるスイートコーン・基準揃え品質向上へ・圃場審査、目ぞろえ会①.jpgAあいち尾東 加納さくら甘さ広がるスイートコーン・基準揃え品質向上へ・圃場審査、目ぞろえ会②.jpg

 JAあいち尾東南部営農センターは6月18日と19日に、スイートコーンの圃場審査と目ぞろえ会を開いた。圃場審査では同センター職員と尾張農林水産事務所の職員が豊明市内でスイートコーンを栽培する農家6人の圃場を周り、生育状況や害虫、雑草の確認や、農家からの質問、相談にも答えた。

 19日の目ぞろえ会では農家と同事務所の職員、当JA職員の12人が参加し、前日の圃場審査の講評や収穫目安や販売価格、出荷方法など、選別の基準を慎重に確認した。出荷規格について説明した同センターの青木崇史さんは「4年前から栽培を始め、昨年度からは出荷先も増加してきている。審査や目ぞろえ会をすることで技術の向上にもつなげていきたい」と今後への意気込みも話した。スイートコーンは管内のグリーンセンターやスーパーに出荷する他、市内保育園の給食にも提供する予定だ。   

6月8日 JAあいち中央 朝取りトウモロコシ収穫スタート

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 JAあいち中央管内の碧南市でトウモロコシの収穫が本格化している。今作は播種作業後の3月下旬から4月にかけ、気温も高く適度な雨もあったことから、例年に比べ5日ほど生育が進んでおり、病害虫の被害も見られず、例年どおり高品質な仕上がり。7月上旬まで、地元産直店舗や大手量販店、一部県内市場へ出荷する。

 同市では12人が約25ヘクタールで「味来」「ピクニックコーン」「ドルチェ」の3品種を栽培。糖度が高く、生で食べられるほど皮が柔らかい「味来」が約7割を占める。同JAの碧南あおいパーク産直やでんまぁと安城西部には、取れたてが店頭に並び、午前中に完売することもある人気。「ピクニックコーン」は甘味が強く大きさが通常の7割程度と小ぶりで、愛知県産農畜産物や加工品など、こだわりの逸品を取り寄せることができる「あいちの恵み」の商品として出荷している。10年前から取り扱いを始め、年々注文数は増えている。

 トウモロコシは夜間、光合成でできた糖分を蓄えるため、早朝に収穫する。市内の85アールでトウモロコシを栽培する小澤利英さんは、日の出前からライトをつけ、一日1200~1500本を収穫している。収穫されたトウモロコシは自宅に運ばれ、外葉を取って重さや大きさを選別し、箱に詰めて出荷する。小澤さんは「甘くて大きさも十分な、おいしいトウモロコシができた。朝取りでみずみずしいトウモロコシを味わっていただきたい」と話した。

   6月15日 JAあいち知多 スイートコーン目ぞろえ会

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 スイートコーンを栽培する農家で作る○赤(表記は赤を○で囲む)グループは出荷本番を前に6月15日、東浦町にあるJAあいち知多東浦営農センターで目ぞろえ会を開いた。会員、JAの担当者ら8人が集まり、出荷計画を話し合ったほか、サンプルとして持ち寄ったスイートコーンを使い、サイズや実の詰まり具合などの出荷規格を確認した。

 同グループは大府市の吉田地区を中心に5戸の農家が所属。トンネル栽培と露地栽培を組み合わせて、6月下旬から7月上旬にかけてスイートコーンを出荷する。今年は250アールで栽培し、JAあいち知多の特販課を通じて大手スーパーで販売するほか、同JAのグループ会社げんきの郷でも販売。期間中におよそ6万本を出荷する。

 同グループでは「朝どり」にこだわっており、スーパーとの契約で「朝どりスイートコーン」として販売。早朝に収穫したものをJAで集荷し、スーパーの配送センターへ送ると、その日のうちに店頭に並ぶ。鮮度が高いスイートコーンとして消費者に人気で、販売価格も少し上乗せされるため農家の収入増にもつながる。

 同グループの浅田昭茂代表は「朝どりのスイートコーンはファンも多い。新鮮・安全・良質で、甘さにも自信がある。さっとゆでて食べるのがおすすめ」と人気ぶりを話す。

 今年の出荷は6月19日から7月10日までの予定。病害虫の発生もなく品質は良好だ。目ぞろえ会では「良質な商品の出荷を心がけよう」と会員同士が確認し合った。

6月7日 JAひまわり スイートコーン目ぞろえ会

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 JAひまわりそさい連合は、6月7日スイートコーン目揃会を開催し、生産者をはじめ市場関係者など50人が集まり出荷規格を確認した。

 今年は、播種期の寒さが厳しく、例年にない低温で発芽の不揃い等もあったが、4月以降温暖な天候に転じた事から、昨年に比べ若干早い出荷となった。生育期は温度や日照条件ともに恵まれたことから、房の大きさも上々だ。糖度も高く、平均15度前後でもっとも高いものでは、18度以上。近年では手間のかかるトンネル栽培が減り、マルチのみの栽培方法にシフトしている傾向があり、6月下旬から7月上旬にかけて出荷ピークを迎える。

 JA職員は「これから日中・夜間の温度も高くなるため、スイートコーンのしなび等の品質低下が懸念される。他産地も出荷ピークを迎える中、価格を維持するためにも、規格を確認して、基準にあったスイートコーンを選別出荷してほしい。また、アワノメイガやオオタバコガといった害虫も増えるので、合わせて防除も注意してほしい」と話した。

 同JAそさい連合のスイートコーンの品種は、ゴールドラッシュが9割以上、その他、味来。共撰出荷対象の作付け面積は、昨年と同様の約10ha。

関連JAのホームページ

 

尾張中央

http://ja-owari-chuoh.or.jp/nougyo/toumorokosi.html

 

愛知みなみ

http://www.ja-aichiminami.or.jp/seika/tokusan/corn.php

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