<今月のひとコマ 6月 スイカ >

こんにちは!

4月から旬の農産物をピックアップして紹介しています。

6月の旬の農産物といえば「スイカ」。

 

あれ?スイカは夏の農産物じゃないの?と思うかもしれません。

実は愛知県でスイカの旬が6月になるのは理由があるんです。

というわけで、今月はスイカの紹介です。

 

スイカってどんな農産物?

スイカの原産地は、熱帯アフリカのサバンナ地帯や砂漠地帯と言われています。4000年前にはすでにエジプトで栽培され、種を食用に、砂漠地帯では水代わりの飲料として珍重されました。というのも、スイカの種はタンパク質やビタミンが豊富。お隣の中国では種を食べるために、種の大きい品種も作られているほどです。そしてスイカを英語に訳すと「ウォーターメロン」。果肉には90%以上の水分が含まれているのです。

 

スイカのイメージは何色?

スイカといえば、緑色の果皮に黒色の縞々、果肉は赤色というイメージがありますよね。スイカの中には変わった品種もあり、果肉が黄色のものや、オレンジ色のもの、白色のものまであるんです。また、果皮に縞々がないものや、種無しのスイカもあります。

種無しのスイカは日本では昭和22年に生産に成功しました。しかし、栽培の手間や、「スイカは種があるほうがいい」という消費者の心理により、種なしのスイカは広まりませんでした。しかし近年になって、食べやすいことから種無しスイカも再注目されています。

 

愛知県のスイカの生産は?

愛知県の生産量は全国で9位!(2015年度;農水省統計) 愛知県では主にJAあいち中央、JAあいち豊田、JA愛知みなみ、JA豊橋などで生産されています。

愛知県産のスイカ生産は、他の産地の出荷時期と重ならないようにすることで、有利に販売することを目指しています。5月末あたりに大産地の熊本県でのハウス栽培のスイカが終わり、7月中旬からは長野県や東北地方の露地栽培のスイカが出荷され始めます。そのため、愛知県産のスイカの旬は6月~7月となるのです。

 

スイカの授粉はミツバチの出番!

有利な時期に出荷するためにも、短い期間でスイカの授粉を行う必要があります。そして、たくさんの花をひとつひとつ手作業で授粉することはとても大変です。そのため、スイカ栽培ではミツバチの力を借りて授粉を行っている産地もあります。下の写真のように、スイカをビニールトンネルで覆って中にミツバチを誘導します。そうすると、ミツバチが花々を飛び回るときに授粉させてくれるのです。

 Aあいち豊田 加納恵幸 確実なスイカ交配のためミツバチ点検.jpg

                    

愛知のスイカは今が旬!農産物直売所で見かけたときは、一度食べてみてはいかがでしょうか?

 また、愛知のスイカの出荷が始まっていますので、その様子をご紹介します。

5月30日 猿投のスイカ収穫スタート

 JAあいち豊田 新田絵実香 さなげのすいか収穫スタート.jpg

  スイカの産地として知られる豊田市猿投地区で5月30日、JAあいち豊田猿投西瓜部会の部会員らが収穫作業を始めた。今年は4月下旬まで低温の影響を受け、育苗中から交配時期までの管理が難しかったものの、その後は天候に恵まれた。昨年より1週間ほど早い収穫となり、愛知県内でも1番早い出荷となる。

 この日は、同市上原町でスイカを栽培する山田良一さん(67)の畑でも収穫作業を開始。スイカ約200玉を収穫しトラックに詰め込んだ。収穫したスイカはJA猿投営農センターに持ち込まれサイズごとに選別。検査・箱詰めの後、早ければ翌日の夕方から市内の量販店に並ぶ。

 この地区で栽培している品種は「祭りばやし777(スリーセブン)」で、高糖度で食べた瞬間のシャリ感が抜群の美味しいスイカとして消費者から人気。この日収穫したスイカも糖度が12度を超え、甘さは抜群だ。山田さんは「スイカを育てて40年になるが5月に収穫するのは初めて。今年も良いものができたのでたくさんの人に安全安心でおいしい猿投のスイカを手に取ってほしい」と話す。

 同部会は8戸の農家が所属。市内の御船町・上原町・亀首町を中心にあわせて6.63ヘクタールでスイカを栽培している。近年は20代~30代の若い農家も増加傾向にある。出荷は7月中旬まで行われ、名古屋や豊田の市場へ約300トンの出荷を見込んでいる。

  

6月 刈谷特産小玉スイカ収穫本格化

 Aあいち中央_杉浦修司_刈谷特産小玉スイカ収穫本格化02.jpg 

 JAあいち中央管内の刈谷市北部地区で、特産の小玉スイカの収穫が本格化を迎えている。同地区は果肉が黄色の小玉スイカの産地。JA刈谷露地園芸部会のグループ「SKI」が、7月中旬まで県内を中心に約5000ケース(約3万玉)を予定している。今年は5月以降、気温の上昇とともに好天にも恵まれ、味、品質ともに良好。

 スイカの品種は刈谷特産の「おおとり2号」。果肉は鮮やかな黄色で、甘味が強く、皮が薄いのも特徴。重さは2.5~3kgで、直径は20cmほどとこぶり。

 同グループは7戸が小玉スイカを栽培。約35aで生産する佐野精二さんは、早朝から妻と二人で1時間30分ほどかけて、一日約350個を収穫する。収穫したスイカは1個ずつ丁寧に拭いた後、大きさや形を見ながら選別し、箱詰めする。佐野さんは「自信をもって出せる甘いスイカができた。たくさんの方に食べていただきたい」と話した。

 同JAでは、6月18日に刈谷市東境町にある同JA産直センター刈谷北部の駐車場で「すいかの朝市」を開く。生産者が取れたてのスイカを軽トラックの荷台に積み込み、スイカの食べ比べや直接販売をする。小玉スイカを中心に午前8時30分から、約1000個の販売を予定している。先着順に整理券を配布する。

関連JAのホームページ

あいち中央

http://www.jaac.or.jp/agriculture/product/rojiengei/index.html

 

あいち豊田

http://www.ja-aichitoyota.or.jp/suika

 

愛知みなみ

http://www.ja-aichiminami.or.jp/seika/bukai/suika.php

 

豊橋

https://www.ja-toyohashi.com/agriculture_brand_detail.php?brand_ID=27

あいち旬のギャラリーに戻る