2月の農産物は「ねぎ」

TOP.jpg一説に東日本では白根の部分、西日本では緑の葉の部分が
好まれていた「ねぎ」。
ビタミンCに加え、βカロテン・カルシウムなどが豊富で
昔から風邪対策にも期待できると言われています。
緑の葉の部分は細かく切り薬味として、
白根の部分は斜め切りでお鍋の食材にと、食べ方多彩。
毎日の食卓に欠かせない野菜です。


img_fuki02.jpg 料理家 鈴木 あゆみ

株式会社 自由ヶ丘クッキングスタジオ 代表

名古屋文理大学講師

食品カタログや商品パッケージのスタイリング、食品メーカーの商品開発、 テレビやイベントの料理講師など、「食」全般の仕事を手がける。 中京テレビキャッチ!「虻ちゃんのちゃちゃっとめし」レギュラー出演中。(平成28年4月現在) 著書「おいしくごまレシピ」他。


コンソメ.jpg調理時間 約20分

材料/2人分

   ねぎ(白い部分)       2本分

         A ・コンソメ     1個
            ・水          300ml
            ・オリーブオイル    大さじ1
            ・ローリエ             1枚
            ・黒こしょう(粒)  小さじ1/2

        ピンクペッパー・刻みパセリ  各少々

作り方

                            1、 ねぎは5㎝の長さに切ります。
                            2、 鍋にねぎとAを入れ、火にかけて煮立ったら弱火にし、ふたをして15分ほど
                                  ねぎが十分柔らかくなるまで煮ます。
                            3、 器に盛りつけ、ピンクペッパーと刻みパセリを飾ります。


グラタン.jpg調理時間 約15分

材料/2人分

        ねぎ                 2本
        鱈            2切れ

        A・ホワイトソース   200g
          ・牛乳                  50ml
          ・白だし               小さじ1
          ・こしょう      少々

       塩・こしょう      各少々
       サラダ油                  大さじ1
       バター         適量
       ピザ用チーズ    適量

作り方

     1、 ねぎは4㎝の長さに切ります。鱈は骨を取り除き、ひと口大に切って塩・こしょうをふります。
     2、 フライパンにサラダ油を強火で熱し、ねぎと鱈を入れて両面をよく焼きます。
     3、 鍋にAを入れて火にかけ、温まったら2を加えて全体を混ぜます。
     4、 グラタン皿にバターを薄く塗り、3を入れピザ用チーズを全体に散らします。
     5 、230℃に予熱したオーブンで7~8分間ほど、焼き色がつくまで焼きます。


 

つくってみました.jpegI Love it!

つくってみました!

ねぎと鱈のグラタンを作ってみました。
熱々のグラタンは寒いこの季節にぴったり。
普段はあまりたくさん食べてくれない「ねぎ」も、
ホワイトソースとチーズに合わせると、
甘くておいしい!と一杯食べてくれました。
さらに、風邪の予防も期待できるなんて
冬にぴったりのメニューだと思います!

東海市在住主婦 神谷さん
                                                     長女の香捺子ちゃん、次女の音葵ちゃん


農産物コラム第2回 生産履歴ってなに?  

   

 

 こんにちは!JA愛知中央会のホームページ編集担当です。

 今月の『あいち旬のギャラリー』で紹介する野菜は「ねぎ」ですが、愛知県には「越津(こしづ)ねぎ」や「法性寺(ほっしょうじ)ねぎ」といった伝統野菜※もあります。中でも、JA愛知北・愛知西・あいち海部管内など尾張地方で広く栽培されている越津ねぎの発祥は、約400年前(江戸時代初期)愛知県津島市越津町が発祥とも言われています。通常のねぎよりやや細く、柔らかく甘味があって青いところと白いところの両方が食べられるといった特徴があり、秋から冬の時期には農産物直売所にも並びます。

  直売所と言えば、このコラムを読んでいるみなさん、JAグループ愛知の農産物直売所(産直)を訪れたことはありますか?

 産直とは、農家が収穫した野菜を、農家自らが袋詰めなどして直接もちこむ店舗のことです。産直に行けば、農家の方々が自ら店頭に並べている姿を見ることができますし、時には野菜の特徴や食べ方などを直接聞くこともできます。

 作業中の姿を見ていると、農家であれば誰でも、自分の野菜を好きな場所に置けるんだ、と思われるかもしれません。しかし、出荷するためには原則、産直出荷者のグループ(いわゆる「産直部会」)に加入するなどの要件を満たす必要がありますし、「生産履歴」をしっかり記帳し、提出しなければなりません。

  この生産履歴という言葉、なかなか聞き慣れないと思いますが、最近特に関心が高まっている食の安全・安心の徹底に重要な役割を果たしています。

 生産履歴とは、農家が、施肥や防除などについて、「いつ・どこで・どのような作業を・どのように・どの程度」行ったかを具体的に記録するものです。言い換えれば、どんな農薬がどれだけ使われているか等が見れば分かるものです。農家は、これを正確に記帳(大変な作業です)し、一方JAはこの記録を確認して農薬が適切に使用されているか等をチェックします。もちろん、問題があればその旨出荷者に通知され、出荷がストップすることになります。

  JAグループ愛知は、この生産履歴の記帳について、トレーサビリティを確保するための「運動」と位置づけ、一人でも多くの組合員が参画することを求めています。

 トレーサビリティとは、「生産、処理・加工、流通・販売等の食品供給行程の各段階における食品とともに食品に関する情報を追跡し、遡及できること」(日本大百科全書)と定義されています。最近では、地元のスーパーやレストランでもトレーサビリティの確保をウリにしているところが増えてきており、食の安全・安心を語る上で欠かせないものになりつつあります。以前、米国で牛のBSE(狂牛病)が発生した際は、同国のトレーサビリティが不完全であったため原因の特定が遅れ、問題が長引いたとも言われています。

 生産履歴を記帳することは、トレーサビリティの一番初めの行程を担う非常に重要な行為ですから、農家の方々もこれに一生懸命取り組んでいます。

  JAは産直出荷者向けに、正確な記帳や農薬の適正使用、異物混入の防止などを学ぶ勉強会を開催したり、生産履歴と残留農薬の分析結果が合っているか抜き打ちで検査するなどの取り組みを行い、農産物の安全・安心を確保しています。

 産直などで農産物を手に取っていただく際は、このコラムの内容を思い出していただいて、生産者の取り組みに思いを馳せていただければ幸いです。

 ※伝統野菜:50年以上前から今に至るまで栽培され、愛知県に由来する農産物のこと。

A2愛知西 小塚由樹 ネギ生産者が研修会で生産履歴記帳の重要性学ぶ 栽培日誌の説明を受ける部会員ら.jpg

生産履歴記帳の大切さを学ぶネギ生産者の方々(JA愛知西)

 

あいち旬のギャラリーに戻る